■□■ ジフィーの使い方 ■□■
ふくらむ土はピートモスといわれる、湿地のみずゴケ類が堆積して泥炭化したものを、圧縮し固めたもので、
水を含ませることで4~5倍にふくれます。 
※一般的には、水よりも暖かいお湯のほうが早くふくらみます。
PH(酸性、アルカリ性の度合い)が調整され、微量要素の肥料が添加されています。通気性、
保水性にすぐれ、育った苗をそのまま鉢や花壇に植え付けることができます。


1番目
説明書に書いてある分量の
ぬるま湯を容器に入れ、
ふくらむ土を浮かせます。
2番目
しばらく待つと大きく膨らんできます。
※土が十分に膨らんでも水が残っている場合は容器を傾けて水をすててください。


3番目
ツマヨウジなどでつきほし、
全体にならします。
※ふくらみ切ってない硬い部分があればお湯を足してください。
4番目
熱いお湯を使った場合は冷めるのを待ってタネをまきます。
(タネのまき方は品種別の
説明を
ご覧ください)

5番目


直射日光の当たらない、明るくて風通しの良い所に置き、
発芽までは土の表面を湿った状態に保ちます。
※軽くラップをかけておくのも効果的です。
発芽したらすぐに(ラップをかけた場合ははずし)
日当りと風通し
の良い所に置替えます。


■栽培のポイント■
発芽前と幼苗のうちの水やりはキリフキでやさしく与え、タネが流れたり、幼苗が倒れないように注意します。
一般的に「ふくらむ土」を使う栽培セットには水ぬき用の穴がありません。水の与え過ぎで過湿になると、
根腐れしたり生育不良になったりします。水は継ぎ足さずに、土の表面が乾いた頃に与えます。

ふくらむ土は性質上、一度カラカラに乾くと水を吸収しにくくなります。
そうなった場合は土が浸かるまでタップリと水を与え、吸収するまで待って、余った水は捨てます。